Health

水は『虫歯ケア』に適した飲み物です
築山雄次先生

メンテナンスは虫歯予防のカギ

院長の築山雄次先生、U20リーダーの渡辺里香先生
ご存知ですか? 実は日本人の成人の虫歯の数は、30年前からほとんど減っていないのです。
口腔ケアには「水」が重要な役割を果たしています。
予防歯科に力を入れているつきやま歯科医院に水と口腔ケアの大切さを聞きました。

撮影/笠井鉄正 イラスト/添田あき 読者モデル/板東杏夏 取材協力/つきやま歯科医院

※c.c.café67号にて本誌掲載した内容です。

「虫歯で歯を削って、金属を詰めるくり返し」は、歯を失う原因になることも。全国でも珍しく虫歯予防に力を入れるつきやま歯科医院の築山雄次先生曰く「日本では、虫歯の予防のために歯医者に行く(=メンテナンス)人は、わずか人口の2%。そして80歳以上の人の半数が総入れ歯。
一方、虫歯の予防大国スウェーデンでは、全人口の90%がメンテナンスのために歯医者に通い、歯を健全な状態で保っています」。
歯の健康には歯医者での定期的なメンテナンスと、口腔ケア(=セルフケア)がセットで望まれます。

pH値と虫歯の原因口の中を中性にする

しかし、歯医者に予防で通ったとしても通常年4回程度。残りの361日を自宅でどうセルフケアしていくかが大切です。
「虫歯は、口腔内にいる虫歯の原因となる菌が食物に含まれる糖や炭水化物を利用して酸を放出し、その酸が歯を溶かすことでできます。食事や飲み物の摂取の仕方に気を付けること、口の中を長時間酸性にさせないことが重要です」(渡辺先生)。酸性とは、pH値が7未満のこと。
「食事をすると口腔内は酸性になります。通常、人は食後に唾液で口腔内を中性に戻そうとしますが、間食が増えると中性に戻るヒマがなくて、酸性のままの状態が続き、これが虫歯を作りやすくします」


子どもの頃から定期的に歯をチェックし、メンテナンスすることが生涯の健康な歯を守る。ジュースや甘い物を取りすぎず、口腔内を中性(pH7)に保つことを生活習慣にしたい。

「口腔内を中性に保つためには、浄水やお茶は中性ですから、口腔ケアに適した飲み物といえます。一方、子どもが好きな清涼飲料水やスポーツドリンク、炭酸系飲料水はほとんどが酸性です。酸性のものは口腔ケアの観点から言えば、好ましくない飲み物といえます。機会があればぜひ普段飲んでいる飲料の糖分の量やp Hを調べてみて下さい。そして水を上手に取り入れ、歯科医院に定期的にメンテナンスに行く習慣を身につけましょう!」(渡辺先生)

読者モデルを努めてくれた板東杏夏さん(9歳)。渡辺先生に1 歳から治療を受け続けて8年。虫歯は1本もありません。

水のpH は7前後。食事の間の飲み物を水にするだけで、pHは中性に。また絶え間なく飲食物を口にすると、pHの値は酸性になり、虫歯になりやすい。

⇒つきやま歯科医院へのお問合わせは http://www.fukuoka-tdc.com を参照