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レシピ連載の舞台裏
スタイリスト岩﨑牧子さん

閲読率70% 毎号2万通の熱いコメント、
そんなc.c.café制作の舞台裏を大公開。
そこに携わるスタッフの横顔をご紹介。

取材・文/上坂美穂

コウケンテツさんのレシピ取材現場は、いつも笑顔が絶えません。心地よくスムースに撮影が進むから、コウさんも多彩なエピソードを惜しげも無く語ってくださる。とても4ページでは収まりきれない楽しいお話満載なので、全てをお伝えできずに残念な気持ちにさせられます。今回は、そんな快適な現場を影で支えるプロフェッショナルな方々をご紹介します。

今回ご紹介するのは、スタイリストの岩崎さんです。一般の人にはあまり馴染みがないお仕事の一端を、少しお邪魔して伺いました。

岩﨑牧子さんプロフィール

OLから、スタイリストのアシスタントを経て独立。食関係のスタイリング、テーブルコーディネートの他、インテリア関連のスタイリングも手掛ける。

ースタイリストになったきっかけは?

子どものころから、雑貨が大好きで、将来は雑貨屋をしたいとずっと思っていました。
学校を卒業して会社員となりましたが、雑貨屋の夢をあきらめきれず、会社員をしながら夜、雑貨のスタイリスト育成の学校に通いました。
その後、自由のきく仕事に転職し講師だった先生のアシスタントをしながらスタイリングの勉強を続けて2003年に独立しました。

ー初めて手掛けたスタイリングは? 

ELLE a table(今のELLE gourmet)のお菓子ページです。
憧れの雑誌なのでドキドキの撮影でしたね。
掲載されたときは嬉しかったですね!

ーコウさんとのお仕事は?

コウさんとは10年以上の仕事のお付き合いになります。
はじめてコウさんの撮影のスタイリングは渋谷のスタジオでの撮影、いろいろな国の鍋の特集で、コウさんは韓国鍋の担当でした。
暑い時期でしたね。
レフ版という、撮影用の光を集める道具を私が持ってコウさんのプロフィール撮影のお手伝いもしました。
実はその時のカメラマンがc.c.caféでも撮影をしている山家学さんでした。
今思うとお互いに若かったなー (笑)。
当時のご一緒した場面が蘇ります。

ーコウさんは撮影の時と普段とは違いますか?

いつも同じですよ。気さくにお話しくださいます。
色々国に行 かれていることもあり、知識が豊富。
撮影の時もアイデアがいっぱいで楽しませて頂いてます。

ー現在のお仕事の内容は?

主に雑誌や広告のレシピ撮影、インテリア撮影のスタイリングをしています。
レシピ撮影のときは、撮影前に事前に教えていただく料理名から、料理の色味を考えて、それに合わせて食器やカトラリー、テキスタイルを選んで準備して持っていきます。
今回の撮影は「ポルトガル風」というメニューがあったので、青い模様の入ったタイルを用意して鍋の下に敷く、ギリシャ風というところにはエーゲ海の海を連想するブルーのテキスタイルを用意するなどの準備をしました。
不測の事態もあるので、いくつかのパターンに対応できるように撮影用の小道具は用意しますね。
インテリア撮影の時には、家具から小物まで、おうちに関する物は全て用意しますよ。まるごとの撮影だと、毎回引越みたいです。

使う小道具は、インテリアショップにお借りする、リース業者 からレンタルするなどが主ですが、自分でも食器やカトラリーをコレクションしているので、場合によっては自宅のストックから持っていくこともありますね。

c.c.café77号のレシピ撮影時に岩﨑さんが用意した、たくさんの食器やカトラリー。

岩﨑さんのご自宅の食器コレクション。

ー夢がかなっていま仕事をしていることをどう思いますか?

もちろん仕事なのですが、物が好きなところから始まっているので物に囲まれての生活は楽しいです。
生活を大切にしな きゃと思いますね。

ーこれからしてみたいことはありますか?

これ!というのはまだわかりませんが、別のこともしたいなと思ってます。

レシピ取材を終えてのひとコマ。(撮影/山家学)

from c.c.cafe

どうして舞台裏? 
どうしてw e b だから?

c.c.caféは、浄水カートリッジの同梱される会報誌です。こうした会報は数あれど、70%を越す閲読率や毎号2万通を超えるレスポンスは、確かに珍しいのかもしれません。

そのおかげか?最近『どうやって制作しているのか?』尋ねられることが増えてきたので、それにお応えするコーナーを作りました。
c.c.caféの慢性的な悩みは、ページ数が限られることです。本音は、もっと伝えたくなるエピソードが沢山ありますが、残念ながら、ボツ…になることネタのほうが多いかもしれません。

中でも、ボツになりやすいのが、裏話です。そして、その結果、あの特集には、『こんな背景や想いがありました』といったエピソードが消えてしまう分、制作現場の温度感が伝わりにくくなっている気がしていました。

だからこそ、ページ数の制約が比較的少ないwebだけに、最初に設けたいと思っていたのが、 舞台裏コーナーです。これを通じて、少しでも、制作スタッフの想いが伝われば、同じコンテンツから違う景色が見えてくるかもしれませんね。