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コウケンテツさん「水は生活と料理のベースです」

料理家 コウケンテツさん

家族をつなぐ原点は美味しい食事。
料理家・コウケンテツさんの新連載「パパの料理は世界一」が今号から始まります。料理と家族への思いを伺いました。

撮影/山家学 取材・文/北篠芽以

コウケンテツ

料理家。シンプルで使いやすいレシピに定評があり、テレビ、雑誌、書籍などで大活躍。7月に3児のパパに。料理は家族全員で作り、揃って食べるのがお約束。近著に「コウケンテツのおやつめし2」(クレヨンハウス)など。

パパの料理で家族を笑顔に。
日本のきれいな水のありがたさも子どもたちに伝えていきたいですね。

朝晩の水が体も心も浄化してくれる

朝はコップ1杯のきれいな水を飲み、寝る前にも飲む。コウケンテツさんの家族にとって「水を飲む」ことは家族の習慣だそう。

「僕自身、家族と一緒に小さな頃からやってきたことなんです。朝は体にスイッチを入れ、眠る前の水は浄化をしてくれるような気がしています。体だけではなく、心もほっとする ”小さな儀式„ ですね。両親が教えてくれたコップ1杯の水がもたらすパワーは僕の家族にも受け継いでほしくて、今では家族で飲んでいます」

コウさんの料理でも当然、水は大活躍。

「日本料理では、だしの旨味が料理をおいしくしてれるでしょう?それには、ベースになる水のおいしさがとても大切。水が料理のアドバンテージをあげてくれるんです」

コウさんのルーツである韓国でも、料理における ”水„ は重要です。

「韓国料理のメイン料理ってスープなんです。だから料理をスプーンで食べる。 ”スープをお代わりしない男に娘をやるな„ という言葉があるくらいです。日本料理と同様に、やはり、水とだしの文化。だから、料理をするときの水はすごく大切に考えています」

だしだけでなく、素材を洗うこと、さらすこと、漬けること。料理の根底にある水の存在は大きく、その質によって出来栄えが左右されるといいます。

「日本は蛇口をひねればきれいな水が出てくるのが当たり前。でも、仕事で特にアジアを多く旅するようになって、そうでない国も多いことを実感しています。子どもたちには、一緒に料理をしながら、水野大切さやありがたさを教えていきたいですね」

この連載では、水がおいしくしてくれる料理をパパの視点でご紹介。家族が笑顔になるレシピばかりです。