お手入れ

これで大掃除要らず!プロが教えるキッチンまわりラクラクお掃除術

取材・文/本間幹

掃除する場所は多いし、落としにくい汚れもあって、予想以上に大掃除って大変ですよね。できれば大掃除なんて「もうやりたくない」もしくは「もう少し楽に終わらせたい」と思っている人は少なくないのでは? そこで今回は、人気の「シェアリングエコノミー型」家事代行サービス「タスカジ」で活躍するハウスキーパー、通称「タスカジさん」に年末の大掃除を不要にするための、日々のお掃除のコツを教えてもらいました。

汚れはためてしまうと落とすのに時間がかかるもの。
効率的に汚れを落とすには、こまめにお掃除することが一番です!

お掃除のコツを教えてくれるのは?
くくるさん/タスカジさん歴4年、家事代行業歴12年のべテランハウスキーパー。「人生、元気で楽しく」をモットーに、「依頼者様にも楽しく生活していただきたい」という気持ちで、日々の仕事に取り組んでいます。

コンロまわりはとにかく油汚れを固着させない

ホコリに水分や油分がついた汚れは、洗剤の力を借りないとキレイにするのは困難です。そうならないうちにホコリを取っておくことが、お掃除の手間を少なくする最大のコツ。

ですから、油を使った日のコンロまわりは水拭きするようにしましょう。一見汚れていなくても油はとんでいます。面倒に思えるかもしれませんが、キッチン用シートなどを使えばそれほど手間にはなりませんよ。

また油分は、温度と湿気が高くなれば取りやすくなるので、普段のふき取りがおろそかになっているなら、パスタなどを茹でて湯気があがっている時がお掃除のチャンス。タオル片手に拭きあげれば洗剤を使わずに汚れを落とすことができるでしょう。

また、五徳についた厄介な汚れは、五徳ごとセスキ炭酸ナトリウムを溶かしたお湯にドボンと入れて浸け置き。30分から1時間ほどそのままにして、こすり洗いしてください。

浸け置きが難しい場合は、セスキ炭酸ナトリウムを溶かした水を霧吹きに入れ、吹きかけてからスポンジやキッチンタオルでこするのも効果的です。なお、セスキ炭酸ナトリウムを使う際にはゴム手袋の着用は必須です。

<浸け置きする場合の分量>
・お湯(50~60度) 1L
・セスキ炭酸ナトリウム 大さじ3杯

<霧吹きを使う場合の分量>
・水 500mL
・セスキ炭酸ナトリウム 小さじ1~2杯

毎日の食器洗いのついでにシンクもお掃除

シンクは、できれば毎日お手入れしたい場所。水垢や油汚れは固着すると強い洗剤を使わないと取れなくなってしまいます。強い洗剤を使えば、確かに汚れが落ちますが、表面を痛めてしまう恐れも。そこで、水だけで取れるうちに汚れを落としておくのが肝心です。

食器を洗った後に、シンク全体を台所用洗剤をつけた柔らかいスポンジでこすって、水で流すことを日頃からやっておけば美しさを保てますよ。毎日のちょっとしたひと手間で汚れ知らずに。

併せて蛇口まわりもスポンジでこすり洗いしてきましょう。シンクや蛇口をこするスポンジは、表面を傷つけないようにできるだけ柔らかいものを選んでください。

排水口も週に1度はお手入れするのがおすすめです。台所用塩素系漂白剤を少しかけるだけでもヌメリが取れるのでぜひお試しを!

壁&床はセスキ水を使ってピカピカに

床は、床用ワイパーにマイクロファイバークロスをつけ、そこへセスキ水をスプレーして床を拭きます。このお掃除も週に1度はやっておきたいところです。

ただし、壁や床の素材によってはセスキ炭酸ナトリウムや水が使えないものもあるため、素材に合うかお調べいただいたうえで、お使いください。

それと換気扇には不織布フィルターをつけることをおすすめします。フィルターは茶色くなる前に替えるのがキレイさを保つコツ。少なくとも月に1度は取り替えましょう。

タスカジさんおすすめ!
これだけは揃えたいキッチンお掃除グッズ5選

1.マイクロファイバークロス
柔らかく、汚れも効率よく絡めとってくれるお掃除に最適なクロス。100円ショップで購入可能

2.フロアワイパー
マイクロファイバーをつけて、床や壁の高いところを拭くのに便利

3.セスキ炭酸ナトリウム
油汚れにはコレ!水やお湯に溶かして使いますが、使用の際には、ゴム手袋の着用をお忘れなく

4.台所用塩素系漂白剤
排水口に流すだけでヌメリ予防に効果アリ

5.スプレーボトル
壁と床のお掃除で、セスキ炭酸ナトリウムを溶かした水をマイクロファイバークロスにスプレーするのに使用します