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コウケンテツの「パパの料理は世界一」
エスニック料理3品

エスニックってなんだか難しそう?いえいえ、スーパーで買える
食材だけでも、アジアの家庭料理は簡単に作れます!

コトコト煮ている時間がお楽しみ!

大ぶりな豚の角煮がごろりとのったボリューム満点の角煮丼。さぞかし手間がかかると思いきや、ほぼ、お鍋に入れて放りっぱなしの簡単メニューです。
「ポイントは下ゆでと、味をつけて煮るのを分けることくらい。とくに下ゆでは大切で、40分以上ならどれだけ長くゆでてもいい。煮れば煮るだけやわらかくなりますよ。現地では40分ゆでても、お母さんたちに『まだまだ硬いよ〜』と言われてしまいました(笑)」
ベトナムではココナッツのジュースを使っていたけれど、今日は手に入りやすいココナッツミルクで。それもなければ、牛乳にはちみつで甘みをつけて代用しても。あとは、ただコトコト煮るだけ。
「その時間がすごく好きなんです。まず、そこまでの片付けは終わらせてしまいます。そして、ほかのおかずやデザートを作ったり、ごはんを炊いたり。なんだかんだと家族で話しながらゆっくりキッチンで過ごす時間になると思いますよ」
厚揚げを使ったベトナム家庭のおかず、角煮用のココナッツミルクでデザートも作ります。身近な材料でできる簡単アジアごはんに、家族の会話も増えそうです

世界イチのポイント

・豚肉は必ず下ゆでをする
・香味野菜は大人味のトッピング
・煮ている時間を無駄にしない

MAINベトナム風角煮ごはん

ベトナムの家庭で教わり、日本でも作りやすくアレンジした豪華な角煮ごはん。
パリッと焼いた目玉焼きが食欲を誘います。

作り方

1.玉ねぎは幅2㎝のくし形切りにする。

2.鍋に豚肉と下ゆでの材料と、かぶるくらいの浄水(分量外)をすべて入れ中火で煮立て、アクが出たら除く。40〜50分ゆで、豚肉を取り出して、食べやすい大きさに切る。

3.下ゆでの汁をあけ、鍋をいったんきれいにして、2の豚肉、浄水3カップ(分量外)、煮汁の材料すべて、1の玉ねぎを入れて中火にかける。

4.沸とうしたらアクを除き、落としぶたをして弱火で1時間ほど煮る。

5.卵は白身がこんがりするまで焼き、目玉焼きにする。器にごはんを盛り、4の豚肉、目玉焼き、好みで食べやすく切った香菜・バジル、白髪ねぎをのせ、煮汁をかけて黒こしょうをふる。

材料(4人前)
玉ねぎ1/2個
豚バラかたまり肉2本(約800g)
温かいごはん4人分
4個
白髪ねぎ5cm分
粗挽き黒こしょう、香菜、バジル各適宜
下ゆで用ねぎの青い部分1本分
しょうがの薄切り4〜5枚
にんにく(つぶす)2かけ
小さじ1/2
煮汁ココナッツミルク1/2カップ
酒、しょうゆ、ナンプラー(ヌクマム)各大さじ2
砂糖大さじ3

SIDEこんがり豆腐とトマトのサッと煮

厚揚げはアジア各地で使われている家庭的な素材。ナンプラーを香らせて、
しっかり香ばしく焼き上げましょう。トマトはサッと火を通すくらいがおいしいですよ!

作り方

1.トマトはへたを取って乱切りに。厚揚げは食べやすい大きさに切る。

2.フライパンにサラダ油を熱し、厚揚げをこんがりと焼く。厚揚げを脇に寄せ、鍋肌からしょうゆとナンプラーを注ぎ、砂糖も入れ、沸とうさせる。トマトを加え、全体をサッと炒め合わせる。

3.器に盛り、わけぎをのせる。

コウさん流トマトのヘタのとり方動画はこちら

材料(4人前)
トマト小2個
厚揚げ1丁
サラダ油大さじ2
ナンプラー、しょうゆ各小さじ2
砂糖小さじ1/2
わけぎの小口切り適宜

DESSERT【WEB 限定】バナナとさつまいもの冷やししるこ

ココナッツミルクを使った冷たいアジア風のおしるこです。さつまいもとバナナをのせて栄養も◎。もち米の口あたりが滑らかで、温めてもおいしい!

作り方

1.もち米はさっと洗う。さつまいもは皮をむいて厚さ1cmの輪切りにする。

2.1と浄水3カップ(分量外)を鍋に入れて煮立て、弱火で15〜20分煮る(様子を見て水分を足す)。もち米がやわらかくなって水分が減ってきたら、ココナッツミルクと塩を加え、混ぜながら2〜3分煮る。粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。

3.ココナッツシュレッドは色づくまで乾煎りする。バナナは厚さ1cmの輪切りにし、フライパンでさっとソテーする。

4.2を器に盛り、3、ゆであずき、ミントの葉を添える。

材料 (つくりやすい分量)
もち米大さじ2
さつまいも100g
ココナッツミルク1カップ
少々
バナナ1本
ココナッツシュレッド大さじ1
ゆであずき適宜
ミントの葉適宜


コウケンテツ

料理家。シンプルに素材の味を活かし、作りやすいレシピに定評があり、テレビ、雑誌、書籍などで大活躍。近著に「コウケンテツのおやつめし2」(クレヨンハウス)など。