Lifestyle

【vol.2】学べるラグビー観戦ガイド
ー日本代表「桜のジャージー」進化論編ー

2019年9月20日から
ラグビーワールドカップ
日本大会がついに開幕!

ワールドカップをより楽しんで
観戦するために必要な基礎知識を
分かりやすく解説します。

文/オグマナオト  イラスト/オギリマサホ

日本代表
「桜のジャージー」進化論

今大会で代表選手が着用するのは、日本が世界で勝つために開発された新ジャージーだ。その出来栄えは、日本古来の精神性を宿しつつ、世界最先端の技術をつぎ込んだ、まさに“温故知新”な逸品。男たちが国の誇りとともに身にまとう代表ジャージーの秘密に迫ろう。

 桜のエンブレムを胸に抱く、通称「桜ジャージー」。今大会用に新たに採用されたデザインコンセプトは「兜(カブト)」。日本人らしい„武士道精神"で世界と戦うべく、ジャージー前面には「兜の前立て」をモチーフにした鋭角ラインのストライプを初採用。日本らしいスピード感、躍動感、力強さを表現している。
 また、機能面や着心地も大きく進化。ポジションごとのプレーの特性を考え、フォワード第1列用とそれ以外、バックス用の3種類を開発。フォワード用は耐久性を強化しつつ、前回大会より12%も軽量化。より軽快な動きが求められるバックス用も前回大会よりさらに7%軽量化し、耐久性や運動性、着用感も向上させた。
 本来「耐久性と軽量性」「耐久性と速乾性」「伸縮性とフィット性」は相反する関係性にあるため、すべてを叶えるのは難しい。だが、新ジャージ―ではこれら難題をクリアするため、フォワード用とバックス用とで素材、編み方、さらには生地メーカーも変えて開発に当たったのだ。
 選手たちが日々進化を止めないように、代表の戦闘服も世界で勝つために大きな進化を遂げた。もちろん、すべてメイド・イン・ジャパン。いまこそ、内に秘めた日本の底力を世界に示すときだ。

「オールブラックス」の
担当デザイナーは
カリスマ・山本耀司!

 ニュージーランド代表“オールブラックス” が着用する新ユニフォームは、人気デザイナー・山本耀司氏が担当。「マオリ(ニュージランド先住民)と日本、それぞれの文化にリスペクトとオマージュを捧げた仕上がり」とのこと。また、フランス代表も日本の鎧にインスパイアされたデザインを採用している。各国代表のデザインを眺めれば、そこに日本が見えてくるかも!?


強豪国のエンブレムの由来は?

 日本の「桜」同様、各国代表ユニフォームにも胸には固有のエンブレムが刻まれている。ニュージーランドなら国の代表的な葉で、高い生命力を誇る「シダ」。イングランドは「赤いバラ」、スコットランドは国花の「アザミ」を採用。また、植物以外でも、オーストラリアなら「ワラビー(カンガルーの小型種)」、南アフリカは“跳ねる鹿”を意味する「スプリングボック」といった具合に、その国を代表する動物が選ばれ、それが代表の愛称の由来となることが多いのは各国共通だ。

ユニフォームの「桜」にこめられた
武士道精神とは?!
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