Voice

c.c.cafeエディターKのパラトライアスロン・土田選手の取材同行後記

8月17日土曜日に行われたパラトライアスロンのワールドカップで、「アスリートのメンテ力(りょく)」で取材した土田和歌子選手が見事優勝!

取材・文・撮影 上坂美穂(c.c.café エディター)

『女子車いすは土田和歌子(八千代工業)が59分44秒で優勝した』という記事をウエブで見て、私は心の中でガッツポーズをしていました。 この大会は東京湾の水質の悪化でスイムを取りやめ、ランとバイクのデュアスロンとして実施されたということが話題になりました。オリンピック、パラリンピックの来年の開催に向けて課題もいろいろある。それはそれとして、アスリートががひとつひとつ勝ちを重ね、最終目標に向かっていくということは本当に素晴らしいです。

編集者Kが取材で見た、土田選手の横顔をご紹介しましょう。


マシンの並ぶトレーニングルームでのインタビュー

インタビューを行ったのは5月末のこと。スポーツジャーナリストの生島淳さんとともに、東京・多摩センター駅からほど近い、土田和歌子選手のトレーニングルームにお邪魔しての取材でした。

パラリンピアンで金メダリスト、競技はスイム、バイク、ランの3種類というパラトライアスロン! しかもお子さんも育てている、スーパーアスリートにしてスーパーママ。いったいどんな方なのだろう? 恐る恐るドアを開けた瞬間、土田選手のはじけるような笑顔に迎えていただきました。

「初めまして!」。

明るい笑顔にこちらの緊張もほぐれます。ふと視線に入った、素敵なネイルが施されている爪。ディテールにもきちんと気を配っている土田選手♡素敵 と、ミーハーな編集Kです。

高校時代の事故。リハビリテーションのつもりで始めたスレッジ競技、長野オリンピックでの金メダル。そして競技を変更し、また思いがけない競技中の事故にも合いながら長いアスリート生活を送っている。生島さんのインタビューで紐解かれる、土田選手の不屈の精神と努力が素晴らしい。(土田選手のインタビュー記事)
たとえ真似できなくても、私たちに勇気を与えてくれます。アスリートというのは、存在自体が芸術のようだなあ、と土田選手と生島さんのやり取りをそばで見ながら思っていました。

そんな土田選手ですが、競技の話や試合の話とも違う表情を、息子さんの話をされるときに見せてくれました。オーラ漂うスーパーアスリートでも、やっぱりお子さんのことはいろいろ心配だったりするんですね、とまたまた親近感が湧きました!

土田選手はこの取材の後、6月には韓国のASTCアジアパラトライアスロン選手権で優勝、翌週のモントリオールで行われたTTU世界パラトライアスロンシリーズで準優勝。そして今回の8月17日のワールドカップの一つである東京大会で優勝! 本当に強い!

パラリンピック競技の知識がオリンピックに比べて少ない私ですが、取材記事を皆様にお届けすることで、自分の知識も増えてパラリンピックの応援にも力が入ります。土田選手、がんばってくださいね!

from c.c.cafe

どうして舞台裏? 
どうしてw e b だから?

c.c.caféは、浄水カートリッジの同梱される会報誌です。こうした会報は数あれど、70%を越す閲読率や毎号2万通を超えるレスポンスは、確かに珍しいのかもしれません。

そのおかげか?最近『どうやって制作しているのか?』尋ねられることが増えてきたので、それにお応えするコーナーを作りました。
c.c.caféの慢性的な悩みは、ページ数が限られることです。本音は、もっと伝えたくなるエピソードが沢山ありますが、残念ながら、ボツ…になることネタのほうが多いかもしれません。

中でも、ボツになりやすいのが、裏話です。そして、その結果、あの特集には、『こんな背景や想いがありました』といったエピソードが消えてしまう分、制作現場の温度感が伝わりにくくなっている気がしていました。

だからこそ、ページ数の制約が比較的少ないwebだけに、最初に設けたいと思っていたのが、 舞台裏コーナーです。これを通じて、少しでも、制作スタッフの想いが伝われば、同じコンテンツから違う景色が見えてくるかもしれませんね。